先物取引の金や原油のトレードで損する被害をしないための急所 講座です。

商品先物取引とはなんだ?

商品先物取引とは、現在の価格と比較して、将来とうもろこしや金などの農産物や鉱工業材料等の商品価格はどうなるかを予測して売買をする取引です。

農産物、貴金属、石油製品などを「将来の一定期日」に、取りきめた値段で取引することを約束する取引のことと言えます。

商品先物取引は、将来の取引の約束なので、一定の期日に受渡し(商品と代金の交換による決済)を行わなければなりません。商品によってその期限は異なりますが、6カ月間または12カ月間です。

商品を必要としていない一般の投資家は、最初の取引時の価格と現在の価格の差額を精算することで、取引を終了させることができ、商品先物取引ではこれを差金決済(さきんけっさい)といいます。

商品先物取引市場では、この差金決済が取引のほとんどです。

最終的に決済しなければならない期限の月を「限月(げんげつ)」といいます。

また、売買にあたっては、取引所によって定められた一定額の証拠金を納めなければなりませんが、この額は契約商品全体の額(「丸代金」)の5~10%くらいです。

つまり10~20倍のレバレッジがかかっているということになります。

商品先物取引の対象銘柄(商品)は、各法定商品取引所において上場している銘柄のみです

日本で商品先物取引を取り扱う取引所は、東京工業品取引所、東京穀物商品取引所、関西商品取引所、中部大阪商品取引所の4つがあります。

東京工業品取引所では金、銀、白金、アルミ、原油、ガソリン、灯油、ゴムなど、東京穀物商品取引所においてはコーン、一般大豆、NG大豆、小豆、粗糖などが取り扱われています。

商品先物取引所では、価格が異常に乱高下することのないように、値幅制限をすると同時に特定の者による価格操作から市場を守るために、一定の取引数量を超えるといくら資金があっても取引を認められないという規定もあります。

またコストとしては、売買手数料(消費税がかかります)と税金があります。

税金は、利益に対して15%の所得税が課税され、別に5%の住民税も課され、計20%ということです。

商品先物取引は、元金の2倍・3倍というハイリターンを狙えますが、価格変動の予測が外れると当然損失が生じますから、取引に際しては十分な市場分析と理解が必要となります。

商品先物取引引では、元本が保証されていませんのでこの点もお気をつけください。

« 日経225先物とはなんだ? 商品先物取引とはなんだ? 金先物について知りたい »